紹介
スキャンセッション(Scan Session)は、Enterprise・Professional契約の限定機能です。この機能は、一定期間(セッション)内のデータをひとまとまりとして扱い、常に最新のデータを表示します。
導入の背景と課題
通常の「重複の非表示」機能では、同一サイト内で異なる時間に取得されたデータが重なる領域について、よりクオリティーの高いデータが自動的に表示されます。新データが旧データよりも点群の質(点群密度など)が優れている場合にのみ、新データが表示される仕組みです。
しかし、定期的に再スキャン(リスキャン)する場合、新データと旧データの点群の質に大きい差が生じません。そのため、旧データが置き換えれず、新データが表示されない問題が生じていました。
スキャンセッションの効果
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セッション単位での保護:
- スキャンセッションを設定することで、セッション内の複数のデータセットを一体として扱います。
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不適切な置き換えの防止:
- データセット間の重なり部分ができた時には、新しいスキャンセッションにあるデータセットが常に優先に表示されます。
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点群の質を優先:
- セッション内のデータセット間では、「重複の非表示」のみの場合と同様に、重なり部分では点群密度が一番高いデータセットのみが表示されます。
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ライセンスの無駄遣いを削減:
- 表示されていないセッション内のデータセットは、インスタンスストーレジ容量としてカウントされません。
- 表示されていないデータセットにあるパノラマ写真も非表示となり、同様にパノラマのカウント対象から除外されます。
例:
同じ地点でリスキャンを行いました。青、黄色のデータセットは旧データセットで、赤のデータセットは新データセットです。
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新・旧データセットを同じセッションに設定します。
- 同じセッション内にあるため、重なり部分は新・旧データセットの中で質がいい方のみ表示されます。
- 重なり部分の有無にかかわらず、両方のデータセットがインスタンスストーレジを消費します。
- 両方のパノラマもカウントされます(データセットが一部非表示なっても、同じセッションにあるため)。
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新・旧データセットをそれぞれ違うセッションに設定します。
- 新セッションにある新データセットが優先で表示されます。
- 非表示になった旧データセットはインスタンスストーレジを消費しません。
- 旧データセットのパノラマもカウントされません。
▼スキャンセッション適用後、赤色の新データが優先されることがわかります。
操作手順
- サイト設定をクリックし、下書きモードに入ります。
- データセットマネージメント画面に入ります。
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「スキャンセッションを編集」をクリックします。
※v11.9.0の場合は、既存「重複の非表示」がある場合は、必ず「重複の非表示を削除」(既存があると、赤くなります)を実行してから、編集を行います。
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▼「スキャンセッションを編集」ウィンドウが出てきます。同じ日に取得されたデータセットは自動的に同じセッションに分けられます。
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「削除」をクリックすると、スキャンセッションが削除され、その中のデータセットは上のスキャンセッションに併入します。
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「スキャンセッションを追加」をクリックし、セッションを追加します。
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「移動」をクリックしながらドラッグすると、セッションの区切りを任意2つのデータセットの間に差し込むことができ、データセットを違うセッションに分けることができます。
- 「重複の非表示を保存して適用」をクリックし、処理を開始します。
- 数分~数十分後(データセットのサイズによる)、処理終了の通知が来ます。その間、競合を防ぐため、バンドルの編集が不可になります。
- 下書きを公開し、処理済みのデータを確認できます。
注意点
- データセットの並び順は計測時間順(新→旧)で、並び替えはできません。
- 表示されるスキャンセッション内のすべてのパノラマ写真は表示の状態になり、ライセンスにカウントされます。
- 非表示になったセッションのパノラマはライセンスにカウントされません。
- サードパーティのデータはご利用できません。
詳細は以下のリンクでご確認できます(右上には言語を日本語で設定可能です)
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