データセットの処理タイムフレームは、例えば計測したデータセットの開始5分後から20分後までを有効なデータとして Post Processing の処理対象にしたい場合などに定義して使用します。
様々なユースケースが想定でき便利な機能ですが、注意事項を確認のうえご利用ください。Desktop Processing Software (SiteMaker) にも同じ機能があります。
利用手順
> [処理中のタスク] > [新しい処理タスク] ボタンから新規タスクを作成します。
処理するデータセットを選択 し、 から [処理タイムフレームを定義] を選択します。
クオリティマップ上にタイムスタンプが表示されています。これをヒントにスライドバーを移動し適切な処理タイムフレームを定義してください
タイムフレームを定義したデータセットは [切り取り済み] が表示されます。
以降は通常の手順で Post Processing を実行してください。
よくある使い方
ユースケースは様々ですが、よくある使い方は次のような場合です。
- 余計な点群を減らす:スキャニング中に周辺を移動していた人や車など、点群として残したくない箇所を除いて処理したい
- 計画以上をスキャニングした:予定外の箇所までスキャニングしてしまった。Processing Unit の無駄な消費と出力データサイズが無駄に大きくなることを避けたい
- エラー部分の削除 : Post Processing を実行した結果 ドリフトエラー (Drift Error) / トラッキングエラーが発生したことが分り、その部分を除いたデータを作りたい
- 計算リソースが不足した : 長時間物の多い現場をスキャニングした結果を処理すると、計算リソースが不足する場合があります。前半・後半に分けてデータサイズを抑えることで処理を可能にします (IVION Processing ではほとんどありません)
注意事項・デメリット
精度が低下する場合もあります
タイムフレーム外が未処理になることは移動ルートがブツ切りになることを意味します。場合によってループクロージングしているルートが部分的に処理されることもあり得ます。ループクロージャによって期待するドリフトエラー対策が働かず、精度が低下する場合があります。
コントロールポイントが記録されたデータセット
コントロールポイントを使用した場合、1 データセットに最低 3 点のコントロールポイントが登録されている必要があります。タイムフレーム内に十分な数が登録できない場合は、コントロールポイントの効果を得られません。
コントロールポイント数が 3未満になった場合の主なデメリット
- 誤差補正ができない
- コントロールポイントの座標系で点群が出力されない
- 自動アライメントができない
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