座標系には、「右手系」と「左手系」の2種類が存在します。
NavVisのコントロールポイントファイルに入力する座標系は「右手系」になっており、測量で一般的に用いる左手系(平面直角座標系)とは異なりますので、ご注意下さい。
この記事では、右手系と左手系の違いを紹介して、Post-Processing を行うために左手系から右手系に変換する方法をご紹介いたします。
左手系座標(平面直角座標系)と右手系座標(数学座標系)
| 左手系座標 | 右手系座標 |
| 左手の親指が X、人差し指が Y、中指が Z に定義される座標系 | 右手の親指が X、人差し指が Y、中指が Z に定義される座標系 |
| 測量で使う日本の平面直角座標系 |
物理などで使う数学座標系 |
| UnrealEngine、Unity エンジンなど3D デザイン系で使われる | NavVis、製造業でよく使われている CAD (CATIA、NX、SolidWorks など)、図面など |
左手系座標から右手系座標への変換
用意したコントロールポイントの座標が左手系座標(平面直角座標系)の場合は、右手系座標(数学座標系)に変換して、コントロールポイントファイルを作成してください。
右手系への変換方法は簡単です。
以下例のように、X 軸と Y軸の座標値を入れ替えるだけです。
ちなみに、コントロールポイントファイルに入力する座標値の単位は m(メートル)仕様となります。
| 左手系(平面直角座標) |
|
右手系(数学座標) | ||||
| X | Y | Z | X | Y | Z | |
| -3 | 6 | 0 | 6 | -3 | 0 | |
| -8 | 2 | 2 | 2 | -8 | 2 | |
|
9 |
-7 | -1 | -7 | 9 | -1 | |
左手系座標のまま処理した場合に生じるエラー
左手系のまま Post-Processing を実行すると、以下のエラーメッセージが表示されます。
This likely means the surveyed control points were given in a left handed coordinate system.
However the control points must be given in a right handed coordinate system.
Anchor files verification failed.
この場合は、コントロールポイントファイルに書かれている座標系を右手系に変換してから再度処理を行ってください。
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